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2008年10月03日

はじめまして(院長です)

はじめまして。院長です。
初めてのブログでなかなか手につかなかったんですがいつもノラ先生が楽
しそうにブログしてるのをみて早くやってみたい気持ちだけはあったんで
すが。。。

さて、まずは自己紹介をかねて私と鍼灸の出会いから。

私はノラ先生からも紹介ありましたが小学生からテニスを初めて大学も
テニス部に所属し学生時代はテニスに熱中してました。
そんな大学一年生の春、連戦の疲労から腹筋を痛め(錦織選手も
ウィンブルドンで同じ場所を痛め棄権しましたがテニス選手にはよくある
怪我です)歩くのも辛い状態でした。
しかし、2.3日後に大学で一番大事な試合を控えどうしても試合
に出ないといけない状況だったので整形外科を受診。でも場所が場所だけ
に痛み止めの注射は出来ないとの事。そこで整形外科をあきらめ最終手段
の鍼灸へ。ここで私の運命を変える鍼灸、恩師と出会いました。
私の師匠である向野先生を訪ね治療して頂く事になったんですが
『どこがどうしたら痛む?』
『腹筋が歩くだけで痛いです』
『どの辺』
『左です』
みたいなコミュニケーション後、先生は鍼を取り出し(いよいよ
か〜。)と緊張していると左下肢に鍼が次々に刺さっていきます。
(え???お腹なんですが。。。)勇気をだして
『先生、腹筋が痛いんですけど』
『うん。いいから。いいから。五分くらいそのまま寝てて。』
『…』
それから『じゃ歩いてみようか』
(いやいや歩けないでしょ。腹筋痛いのに足に鍼しても。。。)
ベッドから起き上がり歩いてみると『先生、痛くありません。。。』
『試合は出れそう?』
『はい。ありがとうございます』
こんな衝撃的な運命を変える出来事がもう15.6年前の事でした。
今では腹部の痛みを下肢の治療で和らげる事を不思議には感じなく
なったんですが、当時素人の私にとっては衝撃で結局,鍼灸師への
道へ進む事になりました。

現在、東洋治療院izumi.での治療、
在宅治療(寝たきりや歩行困難な方)、
週末は鹿児島、熊本、近畿方面への出張と充実した日々を過し、忙しさに
負けないよう人(患者さん)から求められる事を喜び、励みと
し治療にあたっています。

今後も東洋医学の事、プライベートな事、出張先での事などブログして
みたいと思います。

by 院長
  

Posted by rakuru at 08:26Comments(0)はじめまして

2008年10月02日

治療院をご案内♪



















今日は全国的に秋晴れなんでしょうね♪。
こちら福岡も快晴で、つい外の風景を撮りたくなったので、この機会に画像を撮って治療院の場所をご紹介します。

右の画像は治療院が入っているビルを撮りました。福岡では有名な(?)国体道路という道路沿いにある坂田ビルです。
一階にはこれまた福岡では有名な「天ぷらのだるま」さんがあります。
これを聞くと、博多っ子のかたには
「あ〜!わかった!あそこかあ〜。」と場所がわかるかもしれません。
で、そのビルの3階にizumi.があります。
ビルの入り口に、水色の看板があるでしょ?これがウチの看板です。
このブログの「お気に入り」に入ってる「魔法の看板屋」さんに作ってもらいました。院長と大学時代からのお友達で、このかたも私達と同じく熱くて熱くて・・・。
やっぱり類は友ってやつね。
で、エレベーターで上がるとすぐに治療院の入り口です。日が入らなくてちょっと暗いので私の笑顔で色を添えてみました。なんてね、がはははは・・・。
この画像は今、来られた患者さんに図々しく撮っていただきました。

はい、今日はここまで〜。
治療院内はまた今度ご紹介します。
  

Posted by rakuru at 14:21Comments(2)治療院のこと

2008年10月01日

「自分の感受性くらい」

 茨木のり子(詩人)

私はお恥ずかしながら、この歳になるまでこのかたの存在を知らなかった。
ただ、自分と同じ誕生日の有名人で、松井秀喜氏とたびたびこのかたの名前が挙がっていたので、
なんとなく気にはなっていた。

私は今年3月まで福岡高等盲学校の理療科で助教諭をさせていただいた。
たった2年間であったが、あそこでの仕事や出会いは私をとても成長させてくれたと思う。

その時に出会った先生の一人に、職員室で私の机の向かいの席だった国語の女性の講師の先生がいた。
彼女は新卒で入ったので私よりも一回りも歳が下だったが、私は彼女の感性に一目置いているところがあったし、彼女は彼女で私に「先生は私の心のオアシスです。」なんてかわいいことをいってくれてたので、、お言葉に甘えて彼女には沢山私のガールズトークにつきあってもらった。

そんな彼女にある時職員室で、
「茨木のり子って知ってる?」
と聞いたらニコッと笑って
「いいですよ~。私個人は金子みすづが好きですが、茨木のり子もいいです。茨木のり子だったらこれです。」
といって国語の教本に載っている詩を見せてくれた。
それが「自分の感受性ぐらい」だった。

いままで女性の詩というのはロマンチックで、か弱い心で事象を捉えているものだというイメージだったので、まあそんな感じなんだろうと高をくくって読んだら、こんな強くてさわやかな女性の詩があったのかととても驚いてしまった。

それから、私は茨木のり子詩集を購入し、ほかの詩も読んだが、ユーモアのある詩もあり、ますます気に入ってしまった。

こんなふうになりたいという女性をまたみつけてしまった。
それも同じ誕生日。うれしい。

強くて優しくて面白くて・・・

鍼灸師として一人前になる前に、母として女性として一人前になりたいノラである。  

Posted by rakuru at 12:12Comments(0)ノラのプライベート