2010年05月28日

筋肉科???

ある整形外科医さんのツイートです。

骨の構造的異常を手術で治すことしか頭になくて、筋肉に対する治療に興味がない先生が、こういう返事を書くのだろう。だから、接骨院や鍼灸やカイロに患者が流れていってしまうのだろう。

その通りです。骨、神経、血管は西洋医学で検査、治療ができますが、筋肉に関する治療は不満を抱える患者さんが多いようです。

一方、東洋医学は筋肉(皮膚)へのアプローチがほとんどで西洋医学が苦手とする治療を得意としています。私は多くのすぐれたスポーツ選手を治療してきましたがいい選手、強い選手の共通点は触っていて感動する筋肉をもっています。表現がむずかしいのですが、マシュマロのような、つきたての餅のような、、、
 
 この理想的な筋肉を持つには日ごろのケアが非常に重要になります。私は筋肉と野球のグローブはとてもよく似た性質を持っていると思います。グローブは手入れ、ケアを怠ると非常に硬く使いにくくなります。水に濡れたままほっとくともう最悪です。しかし毎日使い、丁寧に丁寧に手入れしワックスをかけて磨くと、まるで自分の手のひらのように使いやすいグローブへと変化していきます。
 筋肉も毎日動かし、丁寧な手入れ、ケアをしていけば理想的な筋肉へと変化し、とても使いやすい素晴らしい体になるのです。

 スポーツ選手の方はスランプを経験したことがあると思います。スランプと筋疲労、筋肉の硬さはイコールです。脳で考えた理想のイメージが運動神経を通じて筋肉へ指令がいくのですが筋肉がイメージ通り動かないのです。脳で考えるイメージはずれませんが筋肉の動きにずれが生じパフォーマンスが低下します。スランプ回避、パフォーマンス向上を狙うと筋肉の質を変えていく、関節可動域の左右差をなくすことが必要不可欠になってきます。

 理想的な筋肉を手に入れしなやかな体をつくる=若さを保つ
 理想的な筋肉を手に入れしなやかな体をつくる=健康を維持する
 理想的な筋肉を手に入れしなやかな体をつくる=スポーツ選手のパフォーマンス向上

 筋肉に対する治療は西洋医学にはない視点の違った治療といえるでしょう。

 



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