ホンモノを知る。

rakuru

2009年10月28日 15:02

先月ぐらいから、ほぼ毎週治療に来てくださっている患者さんがいます。

その患者さんはもうすぐ還暦を迎えられる女性で、
なんと去年の開業当初から治療院に問い合わせをしてくださっていたそうですが
なかなか電話がつながらなかったり、予約が取れなかったりで
先月から1年越しでようやく治療させて頂くことになりました。

その方の本来のご職業はたぶん書道家なのですが(笑)、その方の人柄や、ご縁などで
町おこしや、美術館の再建などのプロジェクトを依頼されたり、
研修の講演など多方面でご活躍されています。

そんな患者さんから
「先生に日本一おいしいお米を持ってきてあげる。」といわれました。

・・・・しかし、次の週に持ってこられたのは「うどん」なんですが(笑)。

ところが、そのうどんがめちゃくちゃ美味しい!!
どの乾麺も味なんて同じなのかと思っていた・・・。

6歳の息子がこのうどんを食べながら
「このうどん、おいしい・・。」と自然につぶやいていました。

なぜ美味しいかというと原料の小麦からこだわった農法で作っているからだそうです。

そのうどんの小麦は千葉県の「大松農場」という農場で作られています。
そこの農場を営んでいるのは大松秀雄さんという方で
どれもこだわった無農薬農法で作っていて、
主に、鶏肉、鶏卵、米、小麦などを作っています。

「アトピーの子供と家族が同じ食卓を囲めるような安全な農作物を廉価で届けたい」
という思いで食育活動もされているその患者さんの講演先に
(講演のテーマは食育ではなく経営だったそうですが)、
大松さんが聴きに来られたそうです。

それからお二人のお付き合いが始まり、この「大松農場」の作り出した食材を紹介しているそうです。

大松農場のホームページ等を拝見させて頂いたら
大松さんのホンモノへのこだわりが伝わってきて好きになりました。

「ホンモノを伝えたい。」
私はこの仕事をしている根っこにはそんな気持ちがあります。

名前が世の中に出ていなくたって、ホンモノのへのこだわりは
生み出したものでわかる。

私の治療もそうありたいと、うどんを食しながらしみじみ思いました。

皆さんも、ぜひ味わっていただきたいですね〜。
小麦のほんとの美味しさを感じますよ!!

関連記事