2010年05月08日

心身一如

 ~心と身体は一つ~
21世紀は心の時代といわれる。今日のストレス社会の中、鬱病、気分障害、情緒障害の傾向はますます多くなる。日本では人口の10%以上が鬱病あるいは鬱状態とみられています。これは現代社会が要求するもの(几帳面、生真面目、仕事熱心、完璧主義を優秀な社会人、家庭人とする)そのものに根本的問題があると感じます。
気分が沈む、やる気が出ない、何事にも興味が持てず楽しめない、疲れやすい、食欲が出ない、よく眠れない等の症状を訴える患者さんの身体の特徴は、体の内側に筋肉の緊張、縮みがみられます。(イメージとして、体が体操座りをした状態)           
鍼灸では心を直接変化させることはできませんが、身体の特徴をみつけ体を変化させることは可能です。 『身体が軽くなれば心も軽くなる』 まさに心身一如ですね。また自分でできるセルフケアとして仰向けに寝て体を大の字(両手を広げ、両足を広げた状態)にして10分間ゆっくりリラックスすることをおすすめします。体の内側にある筋肉の緊張がゆるみ、しっとりしたいい気分になるでしょう。



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