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2014年03月31日

腰痛

前回の
常識=正解!?の続きですicon59


腰痛の主な原因

①姿勢の悪さ

腰痛に悩むほとんどの人が背骨のゆがみを抱えています


猫背やお腹の突き出たような姿勢の方は
背骨のゆるやかなカーブを崩していることになります。


背骨のクッション性が失われ、周囲の筋肉に負担をかけてしまうので、その筋肉に疲労がたまり炎症を起こしてしまう。
ということです。


この場合の治療は姿勢を良くする為
の治療です。
腰が原因ではなく、姿勢が悪いのが原因なので

腕、前胸部、足


の治療がメインになります。
あと、お腹と肩もするかな…♪


腰痛の方のほとんどに
姿勢の悪さが見られますが
デスクワークをしている方に特に多いです。




②足の使い方や癖

ふだんの歩き方、立ち方、体重のかけ方の左右差が大きくなると腰痛が発症します。


足にも手と同じように
「利き足」
というのがあります。


よくある例ですが
靴底のかかとの外側がすり減ってませんか?


さらに左右ですり減り方が異なる!という方は
要注意です。


この場合の治療は、
利き足側の負担が強いので

の治療がメインになります。


足の負担の左右差を減らさないと
いけないので


重心を足の親指側にしたり
カバンを持つ手を左右逆にしたり…など
バランスを少し変える指導も一緒に行います。




③足.腰の血流の悪さ

立ったまま前屈して、手が床につかなかったり
体は固くないですか?


なぜ体が固くなるのかというと
極端に言えば、血流が悪くなっているから
です。


お風呂に入って暖まると体が柔らかくなりますよねicon60


この場合の治療は
血流を良くするために
腰、足
の筋肉をほぐすのがメインになります。


ただ、このタイプには
腰の皮膚が冷たい方もいます。
その場合は皮膚マッサージも併用すると効果的です。


皮膚をつねってみると、ある部分だけ痛いという事がよくありますので
自分でチェックしてみても良いかもicon100




今回は簡単に原因別にしました。
もちろんこれだけではありませんが、
基本的に
腰に原因はない!

というのが腰痛です。
腰をたくさんマッサージしたのに
すぐ再発するのも、納得なはずです。



次回は
頭痛薬に助けを求める方も多い
ズキンズキン痛む 偏頭痛 について!
  

Posted by rakuru at 14:47Comments(0)東洋医学なこと

2014年03月27日

常識=正解!?

国民の大半が経験、もしくは現在も連れ添ってる方もいるであろう体の痛み…
腰痛!!


「腰が痛い」と思ったら、シップを貼るか整骨院等に行ってみる方が大半でしょう。


それでも治らなかったり、痛みが酷い場合は
病院(整形外科)の出番です。
しかし、
腰痛の約9割は病院に行っても完治することはありません。



その理由は…


厚生労働省の発表で
腰痛の約85%は 原因不明 との見解を出しています。
なぜ痛いのか分からないものを治療するのは困難なはず。


病院では、痛みの場所を特定して
レントゲンを撮り、骨の異常はないかを確かめます。


ここで、
骨に異常がなければ「腰痛症」と診断されます。
この腰痛症がさらに悪化すると
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症・分離症、変形性脊椎症等になります。


一方、腰痛の中には内蔵の病気からくるものも存在します。
胆石や腎臓結石などがありますが、腰痛患者の1割以下なので今回は省略。



腰痛症と診断されたら、治療として
湿布薬、痛み止めを処方されます。
とりあえず痛みを止めようとしますが、臭いものに蓋をしても、その場しのぎです。


もちろん、腰のマッサージや電気を当てたりしてくれますが、
これも完治には至りません。



…ならどうすれば良いのか?



腰が痛いのは、腰が悪いから。

と思っていませんか?



答えはNOです!!


体は繋がっています!!!
腰が痛いのは腰が悪いのではなく他の部分が悪いから腰が痛くなった
という事がほとんどです。


ストレスや緊張で胃が痛くなったからといって、
胃の治療はしないですよね!?
他にも、心臓の病気で左肩甲骨に痛みが出るとか…


痛いというのは結果であって
原因ではありません。


なので
腰の治療は、腰そのものを診て状態も調べますが
「痛みの原因となる悪いところ」を改善していくことが大事です。


その原因となるものは、ほとんどが以下の3つです。


足の使い方や癖

姿勢の悪さ

足腰の血流の悪さ



次回からこの大きくわけた3つの原因について解説していきたいと思いますきらきら!!

  

Posted by rakuru at 09:12Comments(0)東洋医学なこと

2014年03月25日

東洋医学vs.西洋医学



かなり攻撃的な題名ですが…(笑)
この2つの医学には得意分野があります。


東洋医学と西洋医学の違いがよく分からないという方に
分かりやすい例えで言うと
「病気になってしまったものは西洋、病気になる前は東洋」
という考え方がベター

痛み止めなど急を要するものや重症疾患には、
効き目が強く副作用があるものの
直接そこに手が届く西洋医学じゃないと解決できないし


アトピー・喘息・不妊治療などの
長期的に治療しないといけない悩みのほか

足のむくみ・冷え、肌荒れ
体のダルさ、片頭痛
などの未病(まだ病気になってない状態)の段階では

生活習慣や体の癖やバランスを一緒に改善して
からだを全体的にみて根本的な治療をする
東洋医学が向いているということ。


比較するとこんな感じ


東洋と西洋どちらが上ということではなく
症状に応じて自分で決めたら良いと思います。

(題名でvs.とか言っておきながらバチバチ感は
ゼロ…)


ではまた次回♪
  

Posted by rakuru at 09:51Comments(0)東洋医学なこと

2011年07月21日

「快眠を誘う あなたに合ったツボ探し」

7月15日 15:00~ 17:00~  7月18日 14:00~ 岩田屋本店本館
7階=大催事場 にてリラックス・快眠フェアの中で「快眠を誘う あなたに合ったツボ
探し」というテーマでイベントに参加してきました。今まで医療・介護関係者、スポーツ関係者に講演する事はありましたが、初めて一般の方々への話でどう分かりやすく東洋
医学に興味を持って頂くかがポイントでした。
まず、不眠の要因は以下になります。
1.身体的要因 (physical)
痛み、違和感、だるさ、かゆみ、発熱、喘息発作など。
不眠をきたす代表的身体疾患
心疾患 - 狭心症、心不全など
呼吸器疾患 - 気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群など
消化器疾患 - 逆流性食道炎、胃潰瘍など
内分泌代謝疾患 - 甲状腺機能亢進症、クッシング症候群など
脳神経障害 - 脳血管障害、パーキンソン病など
皮膚疾患 - アトピー性皮膚炎など
睡眠関連運動障害 - 周期性四肢運動、 PLM、むずむず脚症候群RLSなど
2. 生理学的要因 (physiological)
環境の変化、寝室の騒音、温度、湿度など、睡眠環境としてふさわしくない生活環境。
3. 心理的要因 (psychological)
ストレス、精神的ショック、生活上の不安など。
4. 精神医学的要因 (psychiatric)
うつ病、神経症、統合失調症など、すべての精神疾患で不眠が発現する。
5. 薬理学的要因 (pharmacological)
アルコール、タバコ、降圧薬、ステロイド、甲状腺剤などが原因となることがある。

このうち 1.身体的要因の痛み、違和感、だるさ、に注目し肩こり、頭痛、腰痛、冷えを改善する個々人に合ったツボをそれぞれの方に実際に体が変化する事を実感してもらいながら(ちょうどイベント会場の中に展示用の高級ベッドがありそこを借りて本格的にツボ探しが出来ました)約30分講演を行い皆さんに喜んで頂けたと思います。
今回、イベントスタッフ、岩田屋さんのフォローのおかげで百貨店という不慣れな場所での講演を無事終える事が出来、大変感謝しております。
また、期待以上の反響があり、質問にお答え出来なかった参加者の方々の質問等はTELにて対応させて頂きます。
  

Posted by rakuru at 11:26Comments(0)東洋医学なこと

2011年06月15日

不眠とリフレクソロジー

不眠に悩むお友達がいまして・・・。
山下先生の日記にもありましたが、リフレクソロジーがおススメだと前から話してました。

まあ、受けてみて実感しないことにはわかんないよなーと思ってたので
遊びに行ったついでに(メインはリフレのつもりで行ったんですけどね)
帰り際に1時間コースをやってあげました。icon06

やってる間、ずっと喋ってたから、眠るほどリラックスはしてもらえなかったんですが
次の日、『いつも3時間くらいで目が覚めるのに朝までぐっすりでしたicon64
とのメールがきましたicon97

なかなか寝付けない、寝ても何度も目が覚める、眠りが浅く起きたときに寝た気がしない・・・
そんな症状が不眠といわれます。

疲れたり病気になったりしても、人間には必ず元の健康な状態に戻ろうとする力、「自然治癒力」があります。
リフレクソロジーは、その自然治癒力を高めると考えられています。自然治癒力を高めることができれば
病気を予防したり回復をサポートしたりできると思いますicon12

この友達も病院に行かずに改善したいって言ってて、「リフレは合うのかも!!」って言ってくれてましたicon14

気になる方は、ぜひ一度お試しくださいicon114

  

Posted by rakuru at 18:46Comments(0)東洋医学なこと

2011年06月10日

不眠

一次性不眠への鍼治療とリフレクソロジーの有効性




睡眠障害を患う13人が、アルスター大学( University of Ulster)のスタッフから集められた。
参加者は、鍼治療(5人)、リフレクソロジー(4人)、音楽療法(4人)のいずれかを受けるグループに別けられた。それぞれ、3週間に渡り6回行われた。
測定は、開始時、3週間目、5週間目に行われた。
測定には、ピッツバーグ・スリープ・クオリティ・インデックス(PSQI)、SF-36 version 2、睡眠日記が使われた。
倫理承認は、アルスター大学の研究に関する倫理委員会から得た。
10人が最後まで研究に参加した。鍼治療とリフレクソロジーのグループのピッツバーグ・スリープ・クオリティ・インデックスに改善がみられた。
開始時から3週目の間に、鍼治療グループに2.7ポイント、リフレクソロジー・グループに1.7ポイントの改善がみられた。
また、開始時から5週目の間には、鍼治療グループに3.4ポイント、リフレクソロジー・グループに2ポイントの改善がみられた。
ピッツバーグ・スリープ・クオリティ・インデックスにおいて2ポイントの変化は、臨床的に重要である。
音楽療法に関しては、0.7ポイントの改善がみられたが、5週目には開始時に比べ1ポイント悪化した。
今回の研究結果によると、鍼治療とリフレクソロジーは、一次性不眠を患う患者の睡眠を改善することを示唆している。今回の結果を裏付けるためには、さらに研究が必要である。
  


Posted by rakuru at 09:26Comments(0)東洋医学なこと

2011年05月16日

「第34回パーキンソン病友の会定期総会」

熊本県総合福祉会館にて午前11時から開催された「第34回パーキンソン病友の会定期総会」には、多くの方が参加されておりました。地元熊本県看護大学の学生さん、薬品会社やその他ボランティア支援スタッフの方々が会場運営のお手伝いに入られており、ネットワークの強さを感じました。
今回総合的なケアの中の代替医療の一つである東洋医療の講義を設けて頂き、パーキンソン病症状
にもある筋肉の固縮の予防と改善についてデモンストレーション(*経絡テスト)を含めた講義をさせて頂きました。
“痛みと動きと筋肉の関係性“について
意外に知られていない、痛みと動きと筋肉の関係性ですが、筋肉のシンプルな方程式をわかりやすく知って頂けたと思います。
今回昔からある東洋医療、東洋の知恵を少しでも知って頂き嬉しく思います。


熊本県パーキンソン病友の会の上村です。
平成23年5月7日に実施した「第34回熊本県支部定期総会」にて「訪問マッサージの実演」を設け、参加者(72名)に誰にでも出来る有効なツボを見つける方法を講義して
頂き誠に有難うございます。
パーキンソン病患者は全国で15万人いるといわれておりますが、殆どの方が投薬による在宅生活です。
ここ数年在宅での訪問マッサージ(医療保険)が利用できる様になり皆さんが喜んでおられます。
しかしまだ利用法が解らない方、訪問マッサージをご存じでない方も多く普及に時間がかかる背景も見受けられます。
今回ツボを通じて有効な身体の動きが可能になる事や痛みの軽減に、投薬以外にも楽になる方法があったと改めて東洋医学というものを認識させて頂きました。
「統合医療」という言葉も私どもまだまだ馴染みがないものでしたが、今回をきっかけに統合医療の必要性を身近に感じる事ができ明るい情報を持つ事ができました。
今後とも我々パーキンソン病患者と又家族が快適な療養生活が出来るご支援を宜しくお願い致します。
                                  熊本県支部会長 上村 清晴
  

Posted by rakuru at 16:16Comments(1)東洋医学なこと

2010年12月10日

第10回 介護フェスタ

   
約40名の講演でした。今回のテーマは『笑顔の介護は健康から~あなたにあったツボ探し~』でした。
なかには長年の悩みが改善された方もおられ大変よかったと思います。  
タグ :ツボ介護


Posted by rakuru at 10:51Comments(1)東洋医学なこと

2010年05月28日

筋肉科???

ある整形外科医さんのツイートです。

骨の構造的異常を手術で治すことしか頭になくて、筋肉に対する治療に興味がない先生が、こういう返事を書くのだろう。だから、接骨院や鍼灸やカイロに患者が流れていってしまうのだろう。

その通りです。骨、神経、血管は西洋医学で検査、治療ができますが、筋肉に関する治療は不満を抱える患者さんが多いようです。

一方、東洋医学は筋肉(皮膚)へのアプローチがほとんどで西洋医学が苦手とする治療を得意としています。私は多くのすぐれたスポーツ選手を治療してきましたがいい選手、強い選手の共通点は触っていて感動する筋肉をもっています。表現がむずかしいのですが、マシュマロのような、つきたての餅のような、、、
 
 この理想的な筋肉を持つには日ごろのケアが非常に重要になります。私は筋肉と野球のグローブはとてもよく似た性質を持っていると思います。グローブは手入れ、ケアを怠ると非常に硬く使いにくくなります。水に濡れたままほっとくともう最悪です。しかし毎日使い、丁寧に丁寧に手入れしワックスをかけて磨くと、まるで自分の手のひらのように使いやすいグローブへと変化していきます。
 筋肉も毎日動かし、丁寧な手入れ、ケアをしていけば理想的な筋肉へと変化し、とても使いやすい素晴らしい体になるのです。

 スポーツ選手の方はスランプを経験したことがあると思います。スランプと筋疲労、筋肉の硬さはイコールです。脳で考えた理想のイメージが運動神経を通じて筋肉へ指令がいくのですが筋肉がイメージ通り動かないのです。脳で考えるイメージはずれませんが筋肉の動きにずれが生じパフォーマンスが低下します。スランプ回避、パフォーマンス向上を狙うと筋肉の質を変えていく、関節可動域の左右差をなくすことが必要不可欠になってきます。

 理想的な筋肉を手に入れしなやかな体をつくる=若さを保つ
 理想的な筋肉を手に入れしなやかな体をつくる=健康を維持する
 理想的な筋肉を手に入れしなやかな体をつくる=スポーツ選手のパフォーマンス向上

 筋肉に対する治療は西洋医学にはない視点の違った治療といえるでしょう。

   


Posted by rakuru at 16:40Comments(0)東洋医学なこと

2010年05月08日

心身一如

 ~心と身体は一つ~
21世紀は心の時代といわれる。今日のストレス社会の中、鬱病、気分障害、情緒障害の傾向はますます多くなる。日本では人口の10%以上が鬱病あるいは鬱状態とみられています。これは現代社会が要求するもの(几帳面、生真面目、仕事熱心、完璧主義を優秀な社会人、家庭人とする)そのものに根本的問題があると感じます。
気分が沈む、やる気が出ない、何事にも興味が持てず楽しめない、疲れやすい、食欲が出ない、よく眠れない等の症状を訴える患者さんの身体の特徴は、体の内側に筋肉の緊張、縮みがみられます。(イメージとして、体が体操座りをした状態)           
鍼灸では心を直接変化させることはできませんが、身体の特徴をみつけ体を変化させることは可能です。 『身体が軽くなれば心も軽くなる』 まさに心身一如ですね。また自分でできるセルフケアとして仰向けに寝て体を大の字(両手を広げ、両足を広げた状態)にして10分間ゆっくりリラックスすることをおすすめします。体の内側にある筋肉の緊張がゆるみ、しっとりしたいい気分になるでしょう。
  


Posted by rakuru at 10:32Comments(0)東洋医学なこと

2010年04月30日

鍼(はり)治療で体外受精の成功率がアップ

鍼(はり)治療で体外受精の成功率がアップ
体外受精(IVF)を受ける女性が同時に鍼(はり)治療を受けると、妊娠の確率が65%高くなることが予備研究によって示され、英国医師会誌「British Medical Journal(BMJ)」オンライン版に掲載された。
全カップルの約10~15%が不妊に悩んでいるといい、体外で受精させた卵を子宮に移植するIVFを選ぶカップルも少なくない。鍼治療がIVFの成功率を高めるという証拠は、これまでにもいくつか示されていた。
"今回の研究は、米メリーランド大学医学部のEric Manheimer氏らが、IVFを受けた女性1,366人を対象とする7試験について検討したもの。いずれの試験も、胚移植から1日以内に鍼治療を受けた女性と、疑似鍼治療(sham acupuncture)を受けた女性または鍼治療を受けなかった女性とを比較していた。その結果、鍼治療を受けた女性は、そのほかの女性に比べて妊娠する確率が65%高かった。しかし、妊娠率がもともと高かった試験では鍼治療による効果は少なく、有意差はみられなかったという。「IVFの補助療法として鍼治療が有用と思われるが、裏付けにはさらに研究を重ねる必要がある」とManheimer氏は述べている。"
米コーネル大学ウェイル医学部(ニューヨーク)のOwen K. Davis博士は、鍼治療によりIVFの成功率が上がるかどうかは、研究ごとに結果が異なり、何ともいえないとしている。IVFを受ける患者で鍼治療を受ける人は多いが、多くは医師の勧めによるものではなく、患者自身の希望によるものだという。今回の研究には多数の不備があり、真の答えを得るためには大規模な無作為化試験が必要だとDavis氏は指摘しており、「鍼治療を試してみたいという人を止めはしないが、自分が患者に処方することはまずない」と述べている。
一方、米国鍼医学会(AAMA)元会長のMarshall H. Sager博士は、今回の結果は驚くには当たらず、鍼治療の利用でIVFの成功率を上げてきた自分自身の経験がこの研究によって裏付けられたと述べている。IVFを受ける女性は、鍼治療により成功率を上げることができると述べている。

  


Posted by rakuru at 10:31Comments(0)東洋医学なこと

2010年04月21日

漢方・鍼灸を活用した日本型医療の創世のための調査研究

厚生労働科学研究費特別研究「漢方・鍼灸を活用した日本型医療の創生のための調査研究」班より平成22年2月25日提言書が厚生労働大臣長妻大臣宛てに提出されました。
上記の研究では、漢方・鍼灸医学について、その現状や課題を洗い出した上で、これを活用した「新しい日本型の医療」を創生するためにはどのような施策を講じていくことが必要なのかを調査・検討することを目的とし、具体的には、
1)科学的根拠(エビデンスの確立)
2)人材(専門的な医療従事者の養成)
3)生薬資源(安定的確保と地域振興)
4)情報発信(社会全般における理解の浸透)
5)体制(調査・研究機関の整備等)
6)国際的な課題への対応
といった多面的な側面から調査・検討が進められました。
議事録や資料も公開されているので興味のある方は↓↓↓
http://kampo.tr-networks.org/sr2009/
今後日本の漢方・鍼灸がどのような方向へ向かうのか?
現代医療の抱えている課題をみても、超高齢化社会を迎え、医療費が増大傾向をめぐる中で、その打開策として、個々人の症状に応じた医療、全人的医療・統合医療といったものが標榜されているが、なかなか具体性を帯びていない状況にある。
こうした中で、鍼灸についても積極的に科学的エビデンスを蓄積し、内外に示す必要性が高まっている。
世界の動きをみると、ドイツにおいては、鍼治療が健康保険の対象として広く認められているが、日本と同様高齢化・医療費高騰の課題を抱える中で、数年前には鍼灸の科学的エビデンスを改めて評価し保険適用としうる疾病を取捨選択する必要に迫られた。同国では、極めて大規模な鍼治療のエビデンス調査を行い、その結果を踏まえて有効とされた疾病については健康保険の適用を昨春から行っている。ドイツでは、医師全体の1割以上が鍼灸師の認定資格を有しており、国民の3割位が鍼治療を受けている。
米国においても、90年代に入って、国民は通常の医療よりも代替医療にかける費用の方が高いということが調査で明らかとなったことから、米国立衛生研究所(NIH)でも積極的に代替医療の研究が進められることとなった。このように、欧米では日本以上に代替医療・伝統医学に対するニーズが強いといえる。また鍼灸・マッサージは米国NIHの「鍼に関する合意声明」、米国・国際統合がん学会の「がん統合医療ガイドライン」などで高い評価を得ている。
また、国内研究でも予防医学での貢献や、医療費削減といった医療経済面でのメリット、セルフケアや全人的医療の視点といった医療システムのあり方への貢献等々、幅広く期待できる医療であると報告されている。
  


Posted by rakuru at 17:45Comments(0)東洋医学なこと

2010年03月19日

リフレクソロジー


最近玄関に出現したコレ。

足裏のツボのとこに突起がついてて、乗ると「痛たたたたー」って
なるってやつ。

私がやるリフレクソロジーってやつも、元は同じで東洋医学の部類です。
日本語にすると「足裏健康法」。

足裏の全身の反射区を刺激することで、自然治癒力を高めますってやつなんです。

この仕事をしてて昔からよく聞かれるのが
「TVで観るみたいに痛いんでしょ?!face07」と。

えー、種類がいろいろありまして、よく罰ゲームでやってるのはだいたい台湾式とか韓国式とか中国式でして。
人種が違えば考え方も違うってやつで、こっちは、「痛ければ痛いほどいいicon100icon12」と。

で、私がやってるのは、英国式ってやつで。
欧米人の、「痛いのはストレスになる。優しい刺激がいい」に
日本人の「痛いのは嫌だけど、刺激がないのは効いてないみたい」を足したみたいなもんで、
痛いけど気持ちいいface05ってわけです。

実際、20分でもウトウト・・・ヘタすると片足しか記憶がないface08なんてことはザラにあります。40分以上なんか爆睡です。(私は・・・ですがface03)

足の疲れだけじゃなく、内臓関係や肩こり、目の疲れにも効果的だし
なんといっても、リフレ受けながら20分寝るだけで、3時間寝たくらい脳がリラックスできるって言われてるんですicon14
だから、ストレス疲れや睡眠不足なんかにはもってこい。
ただね・・・脳や内臓って見えないから「ほらねー!」って言えないんですよねicon11

街中歩いてて、足浮腫んでそうな人や、顔見ただけで疲れが前面に出てる人みると
いつも「ちょっと足裏刺激するだけで楽になるのにー。」「あの気持ちよさを知らないなんて可愛そうに・・・。」
なんて思っちゃいます。

ヨーロッパでは代替医療として医療現場に入ってたり、
日本でも、産婦人科や歯医者さんで取り入れられたりしてます。

まだまだ東洋医学に対する考えが遅れてる日本ですが、昔に比べて大分認識が高まってきたと感じます。
私がこの仕事を始めた9年前なんて、足ツボのお店なんてほとんどなかったもんなぁicon10


ロミロミは裸になるから勇気が出ないって言われますが、リフレは足出すだけなんで
世の中の人全員に、人生で一度でいいから試してみてくださいって言いたい(笑)



  


Posted by rakuru at 18:37Comments(2)東洋医学なこと

2010年01月29日

『共存』する時代。

日頃、鍼灸治療をしていると、患者さんから

「肩が痛いから、肩だけにハリをするのかと思ったら
指にもハリを刺すとは思いませんでした。」
といわれ、

驚かれます。

一般の方は、西洋医学のほうが当然慣れ親しんでいるから、
『痛みのある部分を追究する』西洋医学的な発想がまず頭に浮かび、

痛みのある部分だけを治療するものだと思って治療院に来られるんだと思います。

でも、東洋医学の発想はそれとは根本的に異なっていて
『“痛み”という危険信号が出ている原因は何か』を探る医学なんです。

痛みを一時的に取ったとしても、原因の部分を治していないなら、
また痛みが出てくるでしょう。

原因を探り、ツボを選び、全身のバランスを調整して、
体が自然な状態に戻った時に、
危険信号の“痛み”も自然に消えていきます。

西洋医学とは異なる発想だけれど、
これは西洋医学を否定しているのではなく、
人の体を治していくには、
西洋医学も東洋医学も大事だってこと。

これからは自然界にとっても、体にとっても
『共存』の時代なんだと思います。

病院に行って、薬をもらったりしているけれどなかなか痛みがとれない。

そんな時に、異なった視点で体を診る
東洋医学を利用してみてはいかがでしょうか?  

Posted by rakuru at 11:34東洋医学なこと

2009年11月21日

冬のためのツボ講座。

すっかり寒くなってきましたね~。

治療院の周りのお店も、気がついたら、
クリスマスディスプレーで溢れてきました。

あっという間に、今年も終わりに近づいてきました。

さて、寒くなってきた今週あたりから
「腰がまずいことになりそうなので、治療に来ました・・。」とか
「足が冷えてきました。」という
患者さんがちらほらお見えになりました。

東洋医学でいうと、
冬は、腎が活発に働かないといけない時

腎の働きがもともと弱い方は
この腎にまつわるツボから『寒』が入り込んで

冬は
足が冷たくなったり、

ぎっくり腰を起こしたり、

冬の間、足の爪が1ミリも伸びない!!
などといった

症状が出てきたりします。

腎にかかわるツボを刺激して、
そういった症状を予防、緩和していきましょう♪

まず、ひとつ目のツボは

治療院の名前の由来であるツボということで

以前、ご紹介したこともあるツボ


『湧泉(ゆうせん)』です。


足の指を曲げるともっともくぼんだところにあります。


それから『三陰交(さんいんこう)』

内くるぶしの骨の頂点からてのひら分、
上にいったくぼみのところにあります。

三つ目は『太ケイ(たいけい)』

内くるぶしと、アキレス腱の間のくぼみにあります。

この3つのツボは
先ほどの症状にとてもいいツボです。

これらのツボに親指をあて
3分ほどイタ気持ちいいくらいに押してみたり、
もうちょっと本格的には『お灸』をおすすめします♪

冷えや、冬が来るたび腰痛で悩まされる方、
こんなツボ療法も試してみてはいかがでしょうか。



  
タグ :冷え性腰痛


Posted by rakuru at 15:41Comments(18)東洋医学なこと

2009年10月22日

リニューアルン♪

朝晩冷え込むようになり、すっかり秋の気候になりました。

秋は乾燥の季節で、肺が活発に活動する季節です。
もともと肺や呼吸器系の働きが弱い方はこの季節、咳が激しくなったりします。

ここのところ、治療院に、そのような症状でいらっしゃる患者さんが増えました。
鍼灸治療をうまく利用して、体調を整えて体への気候の影響を和らげてみて下さいね。

さてさてさて〜!
パソコンでこのブログをご覧の方はお気づきでしょうが
ブログをリニュ〜アルしました♪

携帯でご覧の方の為に
↓↓↓


どお?どお?きゃわいい??きゃわいい???きゃわ・・・???

パソコンに強いオトモダチ、ひーぼーさんをいいようにこき使ってしまいました・・・。

あ、ひーぼーさんはこれを生業としているわけではございません、あしからず。
しかし、ひーぼーさんのお陰でとっても大満足なブログになりました。

どうもありがとおおおっ!!

と、いう訳であとは内容を充実させるべく、
これからは私がキチンとちゃんとガツンと更新していきたいと思います・・・。  

Posted by rakuru at 16:13Comments(22)東洋医学なこと

2009年09月10日

目の疲れには・・・。

こないだテレビを見てたら、6歳児のノラ息子が
テレビ画面を指差しながら

「東京のおばあちゃんだ!東京のおばあちゃんだ!」と叫んでいました。

(東京のおばあちゃんとは私の母のこと。)

誰のことをいっているのかと思って画面をみたらそこには

“クリス松村”が映ってました。
(クリス松村:フィットネス界出身タレント。オネエ系。
クイズヘキサゴンによく出ています)

なぜか旦那が
「あ!それはいっちゃだめっ!!」と慌ててました。

ふう~~ん、旦那もひそかに思ってたんだ。
・・・よくみりゃ確かに喋ってる姿、そっくりだわ。ウチの母、あんな感じです。

ところで、ここ最近、新患さんで、
WEBデザイナーさんとか、クリエイターさんというWeb関連のお仕事の方が続きました。

みなさん、ずっとディスプレイを見ているから眼精疲労がつらいようです。

鍼灸治療は目の周りだけでなく、体全体を診て治療するのでとても効果的ですが、
もちろん、+セルフケアがより効果があります。

疲れたら、目の上に蒸しタオルをのせて、目の周りの血流をよくしたり、
目の周りのつぼを刺激して筋緊張をほぐしましょう。

【せいめい】:目頭の内側のくぼみ

【さんちく】:左右の眉頭のきわ

人差し指か中指で、左右のツボをゆっくり押します。
下から上に押し上げるとより気持ちいいです。

前半は実にくだらない話を書いてしまいましたが、
後半、少しは治療院のブログらしいお話がかけたと思います(笑)。

目が疲れたら、試してくださいね~♪


  


Posted by rakuru at 12:27Comments(16)東洋医学なこと

2009年07月08日

山笠ムード~

いやいや~、よう雨が降りますなあ~。

この湿の影響で、
ここ1、2週間前から、治療院には頭痛と、腰痛を訴える患者さんが多かったです。

また意外に思われるかもしれませんが、湿下痢をおこす人もいます。

治療院では、そういう下痢の患者さんには
胃に関係するツボにお灸を据えたりしますが

ご家庭では、おへその周りからみぞおちにかけて胃腸のツボがありますので
蒸しタオルで温湿布をするとよいでしょう。

このところ何故か下痢に悩まされているかた、お試しください♪

ところで、こちら福岡・博多では7月15日の
「博多祇園山笠」追い山笠にむけて
街は山笠ムード一色なんですよ。

追い山笠は早朝に行われるので、
私は実際にはまだ見たことはなく、
テレビ中継で見るぐらいなのですが、
かっこいいんです。

先日仕事帰りに博多駅前を歩いていたら「飾り山」がライトアップされていました。
悶々と考え事をしながら歩いていて、ふとその飾り山を見たとき、
日本伝統の美しさと、勇壮な出来栄えの作品に、心奪われました。

「お~、神が宿ってる~。オーマイガー (T_T)」
と心の中でつぶやき、写真をパチリ。

悩める乙女を見下ろしてくれているようなその姿にみとれた後は
なんだか帰り道、足取りが軽くなりました♪

そうとう疲れてたんだな、私(笑)。


  

Posted by rakuru at 15:01Comments(10)東洋医学なこと

2009年06月13日

6月はジメジメ。

6月・・・梅雨入りしてじめじめした季節に入りました。

東洋医学では、この時期は『湿邪』(しつじゃ)という外邪によって体の異変が出てくる方がいます。
湿邪によって体の気・血・水の流れが滞り、偏頭痛や腰痛などを訴えるかたが多くなります。

いつもこの季節にそのような体の変調に悩まされるかたは
是非、一度鍼灸治療をおすすめしますよ。

そんなジメジメな6月の昨日12日、わたくしごとで恐縮ですが誕生日でございました。

昨日は各方面から、お祝いメール・コメントをありがとうございました。
こういう時、私は周りにホントに恵まれているなと心から感じます。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
ホントにありがとうございました。

我が家でも、昨日は仕事から帰宅すると、メンズ3人がお祝いしてくれました。
ケーキに
“ともこちゃん”って・・・(笑)

いつも、旦那からは“おまえ”、
子供からは“ママ”なので笑えました。

ケツメイシの『ハッピーバースデイ』という曲を
流してくれちゃったりして。
心憎い演出でした。



で、旦那からの誕生日プレゼントは花束と
『体組成計』なんていうものをいただきました。

『体組成計』というのは、
一度家族の年齢や身長などを入力しておくと、
乗った時点で誰が乗ったか自動認識してくれて
体重・体脂肪率・体内年齢・筋肉量・骨量・・・・などがバア~~と出てきます!!

また私、追い詰められました・・・。
ダイエット、がんばります。

そして子供たちからは、
手作り絵本『みんな最高!!』を。

え~と、内容はいろんな動物がいるから楽しいんだ的な
人生訓のようなお話でした。

絵本のあとがきに私へのメッセージが書いてありました。
読むと最後のくだりには

「・・・・ママやパパをお手本にしたいと
まーくん(次男)とぼくは思っています。
がんばってください!!」

という言葉が。
身が引き締まる思いでした。

子供のお手本になれるよう、
そして私を必要としてくださるかたがいる限り
これからも、ただ愚直に前を進んでいこうと
改めて思った誕生日でした。

こんな私ですが、これからもよろしくおねがいいたします。




  
タグ :湿邪鍼灸


Posted by rakuru at 14:23Comments(19)東洋医学なこと

2009年04月03日

めまいのための簡単ツボ講座

先日、東洋医学では春は「肝」が活発に働く季節なので
もともと「肝」が弱っているとこの季節、

イライラしたり、頭痛、眼精疲労などが起こるといいました。

そして、「肝」は目に状態が表れると言われています。

ということでこの季節、『めまい』もおこりやすいです。

めまいは色々な原因でおこりますので、
まずは専門医に診てもらいましょう。
それでもはっきり原因のわからないような
めまいにはこんなツボ療法はいかがでしょうか。
先日の記事
でご紹介した「百会」、「太衝」のほかに

耳たぶの裏のくぼみにあるツボ「えい風」

髪の生え際で、首の後ろの太い2本の筋肉の、
指1本分外側にあるツボ「風池(ふうち)」
などは
めまいに効果的です。

「えい風」は顔のリンパ節にも近いので
顔のむくみなどにもいいですね♪
「風池」は眼精疲労にとても効果的です。

是非お試しを~♪

ところで、昨日、学年で一番最初に誕生日をむかえ、
めでたく6歳児に昇格したノラ息子が
諸事情で保育園を休んだので、治療院に連れてきました。

さっそく先日こっそり買ってた目玉親父をみつけられてしまいました。

「おい!きたろう!!
なんだい、おとうさん。」と目玉親父を肩に乗せ、
きたろうになりきる6歳児。

しかし、途中から
「ねえねえ、ぼく、目玉親父に似てない?」
と、見せたこの顔。

おっ!確かに、過去の麻生総理大臣や、
中川 前・財務大臣のモノマネより
似てるかも!!と、

子供以上にはしゃいだノラでした。

  


Posted by rakuru at 12:52Comments(12)東洋医学なこと