2008年12月10日
福岡と灸博士
福岡にずーっと住んでいる年配の方だったらご存知かもしれません。
お医者さんでありながらお灸の研究をされたお灸博士で、
福岡の香椎原病院を設立。香椎宮の近くに住んでいらっしゃったんです。
そう、先日、香椎宮に行って、この先生の名前をふと思い出したんです。
医師でありながら、お灸の効果(お灸を据えると抵抗力が増し、元気になります。)に着目し、日本で初めて論文を発表。
ご自身も毎日お灸をすえて、当時日本一の長寿でした。
そのうえ、1991年に108歳で亡くなられるまで、現役医師として診察されていました。
原志免太郎先生はお灸博士だけでなく、蛍博士でもあります。
当時、筑後川付近で貝の中に住み着いている寄生虫による病気が流行っていて、
その寄生虫の天敵が蛍だというのをつきとめ、蛍の幼虫を養殖し、室見川や香椎川に放流したんです。
夏になると恒例の室見川の蛍。
ただ季節の風物詩とういわけでなく、衛生上重要な使命があって放流された、
意味のある偉業だったんですね。
酒も煙草も一切せず、
ただ、診察と信仰と研究の日々だった原先生。
そのストイックな生活はとても真似できませんが
福岡に住む者として先生の偉業を語り継いでいきたいと思います。
Posted by rakuru at 13:03│Comments(2)
│鍼灸・マッサージについて
この記事へのコメント
昨日はありがとうございました.
おかげで今日は快調です.肩が軽い!って感じです.
またよろしくお願いします.
おかげで今日は快調です.肩が軽い!って感じです.
またよろしくお願いします.
Posted by 渡辺修 at 2008年12月10日 18:27
こちらこそ、忙しいなかお越し頂きありがとうございました!
わたしもお陰で元気をいただきました。
にしても、ブログの私を見ると、やっぱりひどいです。
わたしもお陰で元気をいただきました。
にしても、ブログの私を見ると、やっぱりひどいです。
Posted by ノラ
at 2008年12月10日 19:22

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